記事紹介2021年12月07日

東京都心と大阪市のオフィス、総合収益率がやや回復

(一財)日本不動産研究所(JREI)は29日、2021年6月末時点の「JREIオフィス投資インデックス(JOIX)」を公表した。

全国13都市81ゾーンに設定した地価公示地点からオフィスビル適地を選定し、当該地点上に最有効使用のオフィスビルを設定、調査したもの。半期(6・12月末)ごとに実施して収益率を試算した。

総合収益率(インカム収益率+キャピタル収益率)は東京都心5区が3.06%(前期比1.34ポイント上昇)、大阪市が4.12(同2.91ポイント上昇)。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大きく低下していたが、当期は回復した。

インカム収益率(純収益÷期初の資産価値)は都心5区で4.58%(同0.02ポイント上昇)、大阪市6.19%(同0.34ポイント上昇)。大阪市でやや回復した。

キャピタル収益率(【期末の資産価格-期首の資産価格】÷期首の資産価格)は都心5区がマイナス1.52%(同1.32ポイント上昇)、大阪市マイナス2.08%(同2.57ポイント上昇)となった。

(不動産流通研究所より引用)

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